DAIHACHI

ジャンル問わず書いています。インプットばかりはもう辞めだ

フレームビルダーへの道。

自分のモチベーションにはわりかし波がある。ミシン・自転車は交互に来る。というのも、自転車を納得できるまで弄ると、乗りたくなって乗る。そうすると、「こういうなのが欲しい。売ってない。つくるか」と言った具合だ。

今は完全に自転車の波である。

そして夜更かししては、いかに自分でフレームを組めるか否かを調べまくってる。
因みにクロモリフレームだ。

自分のメモの為に色々書いていこうと思う。

もし誰かがブログにたどり着いたのならば、参考になるかもしれないしね。

素人がフレームをロウ付けして、製作するまでに必要なものや準備、技術について。

 

 

 

材料

①パイプ

なんといっても、パイプだ。フレームの材料である。ダブルバテット・トリプルバテット等沢山あるが、まずはメーカーの選定かなと思う。

TANGE・カイセイ・レイノルズ・コロンバスあたりが手に入れやすいのかもしれない。一般人には直接買う事は出来ない。代理店契約や売り手の技術の問題もあるだろう。(海外のサイトでは全てセットで置いてあるが、関税・送料で死ぬと思う。)

www.cycle-frames.com

日本のお店で通販でとなると、最初にヒットするのはココだと思う。

自転車専門店ベロクラフト

コロンバスについても、取り寄せてくれるようだ。

②パイプの選定

残念ながら、タンゲ・カイセイ・レイノルズ辺りは見つけにくいようだ。大体のスペックなどはココで選定すると良いと思う。そもそも、自分でフレームを作るという事は労力もあるが、バイタリティーがなければ不可なので、時間や手間がかかるという事は当たり前だ。根気よく選定する事すら楽しいと思うので、眺めて選定するしかない。

ロードバイク|現行スチールパイプカタログ -REYNOLDS & COLUMBUS- | BiCYCLE CLUB

コロンバスは最強だ。

https://www.columbustubi.com/pdf/Columbus-Tubi-2018-Catalogue-V3.pdf

こういう所が素晴らしい…

③ラグ

ラグレス・ラグ溶接の二種類があると思う。

ラグでいくならそれ相応の時間が必要にになってくる。ラグは前述したベロクラフトさん等で取り寄せる事が出来る。更に、カラビンカ!!!あのカラビンカ!!!さんはどうやら売っていただけてるようである。

Kalavinka Frame Materials

しかし、問題となるのはラグとはフレームの角度を確定させるものでありラグによっておおよその形が決まってしまうという事。これはつまり、自由度が低くなる。自分でフレームを組もうとしている時点でどこかしら拘りがあるのだろうから、ここら辺がネックになるだろう。外注としてフレームビルダーさんに伝えてラグを…というのは非現実的であるので…ヤフオクなどになる。かなりの時間と根気が必要だろう。

ラグレス溶接の場合は何も必要ないが精度が大変だね…

フレームを作るのだから、パイプはこんなものしか選定する必要ない。ただし、かなり重要である事は間違いない…

私は、最初に作る自転車はレイノルズかなと思っている。安価であるし、どうせ失敗するのだから、やってみないと分からないしね。ホンチャンはコロンバス・カイセイで作りたい。

④ろう・バーナー

そもそも、ロウ付け溶接する理由として。

アーク溶接やノンガス・ガス溶接との大きな違いがある。ロウ付けは異素材(鉄とアルミ・ステンレス等)同士がくっつきやすいというもあるようだ。エンドやラグ等は素材や成分が違ったりするだろうしここら辺は重要になる。

そして、何より大きな違いは母材を溶かすか否かという点だ。ロウ付け以外の溶接は、母材つまりフレームに使用するパイプを熱する事で半分溶かすってイメージを持っていただければと思う。つまり強度が落ちる。

アルミのフレームの多くはガス溶接で作られている。溶接後がウニンウニンと波打っているやつね。局所的に熱する事が可能なので、母材を熱する必要が最低限で済むだからっぽい。しかし、ガス溶接はかなり現実的に厳しい。資格と材料や設備がかなり面倒だからだ。アーク溶接は基本的に不可能だと思った方がいい。

よって消去法によりロウ付けな訳だ。

ロウ付けの材料はモノタロウでいいと思う。

工具等

さて、ここからが本番である。我流で考えたりして閃いたものが多くある。これは恐らく・・・日本で唯一なのかも・・・しれない。